このサイトは、これから地域の日本語教室などで生活者としての外国人への日本語教育に携ろうと思っている人たちが、各ページの講座を通して必要な事柄を知ったり、一緒に考えたりしながら学んでいくことのできるサイトです。それぞれの講座は専門家のみなさんにより行われた研修*の内容を元に制作されています。本サイトについて、より詳しくは以下の「本サイトについて」ボタンをクリックしてください。

令和2年度 文化庁 「生活者としての外国人」に対する日本語教師【初任】研修

はじめに

みなさん、はじめまして。このサイトでの講義を担当するサトーです。よろしくお願いします!まずはこのサイトの構成をご説明しますね。

本サイトの講座は、大きく分けて「(生活者を対象とした) 日本語教育」、「多文化共生」、「地域の日本語教室」の3つのパートに別れています。さらに、それぞれのパートが「理論・概念編」と「事例・実践編」に別れています。各パートの「事例・実践編」には複数の講義で構成されています。また、冒頭には導入パートとしての講座「前提として」が設けられています。

講座

それぞれの講座ページは 「生活者としての外国人」に対する日本語教師【初任】研修 の内容を参考にして制作しました。制作の際に参考にした研修の担当講師は以下の通りです。*


参考にした研修の講師一覧 (所属/氏名/研修日)
  • 特定非営利活動法人 日本語教育研究所 理事長 西原鈴子 (2020年10月4日)
  • 一般社団法人 ふくしま多言語フォーラム 中川祐治 (2020年10月31日)
  • 公益財団法人 しまね国際センター 多文化共生推進課長 仙田武司 (2020年11月7日)
  • インターカルト日本語教員養成研究所 所長 加藤早苗 (2020年11月24日)
  • 徳山大学国際交流部門 准教授 立部文崇 (2021年1月9日)
  • 沖縄大学 特任教授・沖縄国際大学 非常勤講師 石原嘉人 (2021年1月23日)
  • 凡人社 編集部 編集長 渡辺唯広 (2021年2月13日)
  • 凡人社 編集部 主任 大橋由希 (2021年2月13日)
  • 国際教養大学 専門職大学院 日本語教育実践領域代表 伊東祐郎 (2021年2月20日)

*ウェブページとして制作するに当たって、大幅な内容の再編集を行っていますので、講座ページ内の表現や図表等の資料、引用元などは研修内のものと必ずしも一致しません。

以下の目次から、それぞれのセクションに移動することができます。また、各セクションの「START」ボタンを押すと、講座のページにとぶことができます。

導入パート

みなさんは、そもそも、なぜ今「生活者としての外国人」への日本語教育の重要性が注目されてきたかご存じでしょうか?まずはその点を確認しておきましょう。

前提として

ポイント:今後、生活者としての外国人への日本語教育が日本社会にとって非常に重要なものとなっていくその背景や国としての取り組みと日本語教育の関係などについて知りましょう。

「生活者としての外国人」への日本語教育を取り巻く社会的状況

START!

講座の引用元:2020年10月4日 の研修 (西原鈴子 講師)

日本語教育パート

「生活者」という点に焦点を当てた日本語教育とはどんなものなのでしょうか?そして、それはどうやって実践していけばいいのでしょうか?理論的な背景や活用できる資料や教材・素材の探し方などについて知りましょう。

理論・概念編

ポイント:「生活者」に対する日本語教育をするに当たって、どんな発想の転換が必要なのかについて、その理論的背景を含めて知り、考えましょう。

「生活者」という視点と言語教育の発想の転換

START!

講座の引用元:2020年10月4日 の研修 (西原鈴子 講師) / 2020年11月24日 の研修 (加藤早苗 講師)


事例・実践編

ポイント:生活者への日本語教育は、多様なニーズに対応して行われる必要があります。そのためのプログラムの作り方や、教材の探し方・生かし方に関して知っておいたほうがいい事柄について紹介します。

日本語教育プログラムの企画と実践

START!

教材・素材の探し方と選び方のポイント

START!

講座の引用元:2020年11月14日 の研修 (加藤早苗 講師)
2021年2月13日 の研修 (渡辺唯広 講師・大橋由希 講師)

多文化共生パート

最近よく聞く「多文化共生」という言葉は、どのような意味を持つものなのでしょうか?そして、実際の取り組みに当たって重要なことは何なのでしょうか?一緒に考えていきましょう。

理論・概念編

ポイント:多文化共生について考えるに当たって知っておいた方がいい概念や、これまでの施策の変遷など知り、そのあり方について一緒に考えましょう。

多文化共生の意義と地域における取り組みの変遷

START!

講座の引用元:2020年11月7日 の研修 (仙田武司 講師)


事例・実践編

ポイント:日本の将来における多文化共生のあり方について、現在の地方での多文化共生に関する取り組みや、多文化社会の事例、外国人児童の個人の体験などを見ながら一緒に考えていきましょう。

多文化社会におけるアイデンティティと少数派の尊重

START!

ライフコースを見すえた外国人児童の支援

START!

講座の引用元:2021年1月23日 の研修 (石原嘉人 講師)
2020年10月31日 の研修 (中川祐治 講師) / 2021年2月20日 の研修 (伊東祐郎 講師)

地域の日本語教室パート

生活者への日本語教育と多文化共生とが交差する場所である「地域の日本語教室」はどのような場所として在るべきなのでしょうか?それは「日本語学校」とはどのように違うのでしょうか?一緒に考えましょう。

理論・概念編

ポイント:日本語教育の場であり、かつ、多文化共生の最前線の場としての地域の日本語教室のあり方について整理し、考えていきましょう。

地域における日本語教室の役割とあり方

START!

講座の引用元:2021年2月20日 の研修 (伊東祐郎 講師)


事例・実践編

ポイント:地域の日本語教室で役立つテクニックや、地域の日本語教育の実情などについて知り、自身の活動に役立てられるようになりましょう。

① 「参加型学習」を支援に活かす

START!

② 「質問力」を磨いて支援に役立てる

START!

地域の日本語教室の「実際」について知る

START!

講座の引用元:2021年2月20日 の研修 (伊東祐郎 講師)
2021年1月9日 の研修 (立部文崇 講師)
2021年1月23日 の研修 (石原嘉人 講師)

まとめ

全ての講座を受け終わったでしょうか?

生活者としての外国人への日本語教育が、どのような目的を果たすものであるのか、どのような課題を抱えているのか、それをどう解決していけばいいのか、といった事柄への理解が深まったでしょうか?みなさんのご活躍でよりよい多文化共生社会が実現されることを願っております!

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